事前に有利な証拠を収集し、その結果、交渉で解決!
- CASE670
- 2021年01月13日更新
業務内容
トラックの運転手
災害の状況
Aさんが、工事現場で鋼材をトラックに積み込む作業を行っていたところ、鋼材が滑り落ちてきて、Aさんの足が挟まれ、足を骨折したというものです。
相談内容
運搬業務の発注元が、鋼材の積込み方法等を指示しており、Aさんは、そのとおりに作業していたため、労災事故が生じたのは、発注元に責任があると考えており、発注元に慰謝料等の請求をしたいというご相談でした。
ベリーベストの対応とその結果
Aさんの話によると、工事現場で積み込みの指揮、監督をしていたのは発注元とのことでしたので、ベリーベストで、それを裏付ける証拠資料の入手のため、労基署等関係機関に情報開示請求を行いました。その中で、労災事故の原因が、発注元にあることが明確に記載された証拠資料の入手ができ、労災事故の責任が発注元にあることを確信しました。
そして、発注元に対し、慰謝料等の損害賠償を請求する通知書を内容証明郵便で発送したところ、発注元も代理人弁護士をつけた上、回答がありましたが、回答内容は、Aさんの過失によるもので、発注元には責任がないとのことでした。
ですが、ベリーベストで入手した証拠資料を提示した上、発注元に全面的な責任があることを主張し、粘り強く交渉したところ、裁判をすることなく、約1280万円の金額で示談することができました。
全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)